8/17と8/31 に「高校生一日医師体験」を行いました。
千秋病院での開催は4年ぶりでしたが、5つの高校から応募があり、14名が参加しました。
体験内容は白衣を着てバイタルの測定、心肺蘇生、縫合体験、医師懇談、病院見学を行いました。
実際の現場と同じ医療器具を使用したり、普段入ることのできない手術室に入れたり、貴重な体験ができたと喜んでもらえました。参加いただいた高校生の皆さん、ありがとうございました。
人工皮膚パッドを使用して、縫合体験を行いました。先生たちは簡単そうに持針器(じしんき)、鑷子(せっし)、鉗子(かんし)を使いこなしていましたが、高校生たちは針を持ち替えるだけでも一苦労でした。それでも一針ごとに上達し、きれいに縫えるようになりました。
医師からバイタルの説明を聞き、血圧や脈拍、酸素飽和度を測定しました。血圧が高いとなぜいけないのか、どんな病気になるのか勉強しました。また聴診器で心音や呼吸音が聞こえ、楽しそうでした。
心臓マッサージやAEDの使用方法を学びました。心臓マッサージのリズムや強さのコツをつかむのがうまく、皆さん上手にできました。もし心配蘇生が必要な場面に出会うことがあったら、任せられそうです。
医師になってよかったことや大変なこと、やりがいなどの質問がありました。医師の仕事は多忙なイメージの高校生が多かったですが、子育てをしながら続けられる病院もあると知り安心したとの声がありました。実際に働いている医師の声に、皆さん真剣に耳を傾けていました。